はじめの第一歩!とは

「はじめの第一歩!」趣旨と宣言 第2章
ゴルフは、世界の多くの人々が享受するスポーツ文化です。しかし、人間の活動が一般にそうであるように、ゴルフもまた、環境に人の手を加えることを前提とした文化です。人間社会の持続可能性を、地球全体の持続可能性の中で考えることが求められる現在にあって、わたしたちJGTOもゴルフというスポーツ文化を通じて持続可能性について考える機会を持ちたいと考え、「はじめの第一歩」をスタートしました。
しかし、ひとくちに「ゴルフと環境、ゴルフと持続可能性」といっても、具体的にどのようなことなのか明らかになっていませんでした。そこで、当初は「『地球温暖化問題』というテーマに注目して、ゴルフトーナメントを環境配慮型イベントにする」ことを作業課題としました。運営スタッフをはじめ、選手、ギャラリー、関係会社や協力会社ほか、そこに集う人々が幅広く参加できる環境配慮活動を試行錯誤してきました。結果として、「『地球温暖化問題』というテーマに注目した場合に、ゴルフトーナメントの排出する環境負荷はどの程度のものか」「トーナメントを構成するさまざまな活動のどこが問題か、どのような対策があり得るか」「そもそも現状や施策の評価とはどのようなものか」といった具体的な内容を理解すると同時に、さまざまなステークホルダーとの関係を「環境」をテーマに再構することができました。
みんなが当事者となって、取り組んでいくうちに気づいたこと。イベントにはさまざまな立場の老若男女が集います。環境問題が社会全体で取り組むべき課題だとするなら、そうした多様な人々の集まる場・機会であるイベントは、社会のミニチュアとして、社会実験の舞台となるのではないか、ということです。
「はじめの第一歩!」は第2章に入ります。
第2章では、『結い(ユイ)』の形成へと題します。「結い」とは、私たちの国の農村社会のインフラとしてあった、人と人の互助関係をあらわす素敵なコトバです。その背景には、人と自然との共生関係があります。私たちは、イベントをひとつの小さな社会とみなし、その中でこの「結い」を見つめなおしたいと思います。
そのためのテーマとして、第二章では「生物多様性」に着目していきます。「生物多様性」というテーマの中では、人間社会も環境を構成する要素のひとつとして扱われます。わたしたち人間社会がこの環境の中で、どのような恩恵を授かり、どのような制約を与えられ、そしてどのような影響を周囲に与えているのかを考える中で、わたしたちが既にそのただなかにある「結い」を再発見していきたいと思います。
「はじめの第一歩」は、二つのサイトで展開されています。ひとつはトーナメント会場、もうひとつが長野県・飯田市の「ゴルフの森」です。
そこで、当面は、次の二点に取り組みます。
(1)自然を舞台にするゴルフイベントと生物多様性に関する効果の評価
(2)長野県飯田市の野底山にある「ゴルフの森」における事業と生物多様性に関する効果の評価
以上の評価活動を、「はじめの第一歩」のさまざまなステークホルダーとともに進めていくことで、それぞれのサイトの価値と、ゴルフというスポーツ文化の価値とを、できるかぎり多様な視点で明らかにしていきたいと思います。
こうした試行錯誤の果てに、ゴルフや地域社会の持続可能性に関するヒントが得られるのでは、というのが私たちの期待です。
「はじめの第一歩!」の初心を忘れずに。
環境保護活動 報告書
【日本LCA学会発表資料】
- 「ゴルフトーナメントの生物多様性・生態系評価オフセット」に向けたLCA及びCVMの試行
- ゴルフトーナメントのCO2排出量の算出と排出量削減方法の検討
- ゴルフトーナメントのライフサイクル環境影響評価
- 環境・経済・社会を対象としたスポーツイベントの持続可能性評価
【2010年度 報告書】
【2009年度 報告書】
【2008年度 報告書】

「地球環境に配慮した
舞台を創りあげていきたい」と考え、環境活動に取り組んでおります。
長野県飯田市と「森林
の里親契約」を2008年10月1日付けで締結
し、「ゴルフの森」と名付けました。
世代間の交流と協働を
生み出し、自然と共存
するまちづくりの一助
となるよう努めてまいります。 